こんにちは。京都市を中心に活動しているイラストレーター・デザイナーの赤松佐助です。
イラスト制作やグラフィックデザインを承っており、幅広いニーズやご依頼内容に対応しております。
今回は、デザインとアートについて少しお話ししようと思います。
デザインとアートの違いは?という話題はたくさんの方がすでに明言されていると思うので、ここでは違いというよりもあくまで私個人の考えや思うことを記します。
デザインとは?アートとは?
前提としてお話ししておくとデザインは問題解決、アートは自己表現と言われることが多いです。
少し上記と意味合いに差が出ますが、デザインはクライアントの思いを形にするもの、アートは自分の思いを形にするものと私は思うようにしています。
他人軸か自分軸かということが大きな違いだと思います。
デザインについて
デザインは全て説明できなければいけないと教わったとこがあります。
なぜこの色にしたのか、なぜこの余白が必要なのか、といったことです。
デザイナーを目指すようになってからは、目につく商品や店舗などに対してコンセプトはなんだろう?なぜこの色や文字なのか?なぜこの内装なのか?ということを意識するようになりました。
答え合わせはできませんが、そういったことを考えているとただ街をぶらぶらしているだけでも新しい発見があってとても楽しいです。
私たちが普段目にしているものはほぼ何かしらのデザインだと思うので、お時間がある時にはぜひそういった視点でいろいろなものを見てみてください。
アートについて
アートは様々な種類、考え方がどんどん増えていっており一言では表現できない世界だなと思います。
単純に難しいです。
アートは自己表現と最初に記載しましたが、私は感性の赴くままに絵を描くということができません。
静物画や風景画ではなく、自分の世界観を表現した絵を自由に描いてみて!と言われると手が止まります。
なので、クライアントワークではないイラストでもコンセプトやストーリーを考えてから制作を始めます。
「ポートフォリオ」ページに個展の作品も載せているのですが、一見なんでもないように見える絵でもちょっとしたストーリーを込めています。
目指しているのは、絵本の1ページを切り取ったような絵です。見たときに一人ひとり違ったストーリーを想像できる、想像したくなるような絵。
最後に
イラスト制作については、装画や挿絵など直接お仕事に関すること以外にも頭の中のこんなイメージやストーリーを絵にして欲しいという個人的なご依頼も受け付けております。
イメージだけあるけれど絵にできないというお悩みがありましたらお気軽にご相談いただけたらと思います。
今回はこれでおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。