こんにちは。京都市を中心に活動しているイラストレーター・デザイナーの赤松佐助です。
イラスト制作やグラフィックデザインを承っており、幅広いニーズやご依頼内容に対応しております。

今回は、私がデザインの道に進むきっかけとなった憧れの人についてのお話です。

 

デザインに興味を持ち始めたきっかけの人

私の憧れの人は、レイモン・サヴィニャックです。
ご存知の方はたくさんいらっしゃると思いますが、モンサヴォン社の牛乳入り石鹸の広告などで有名なフランスのポスター画家です。

芸術系の高校に入学し、まだ進路や就職先も考えていなかった頃にサヴィニャックの本を見つけました。
アート(絵画)とデザインは差別化されがちですが(私もアートとデザインについての記事を書きましたが、、)、サヴィニャックの作品はアートとしても成り立ち、デザインとしても成り立つような、なんて面白い作品だ!と当時思いました。
これをきっかけに、デザイン方面に興味を持ち始めてデザインの専門学校に入学し、グラフィックデザイナーになり、今にいたります。
海外と日本、昔と今ではデザインに対するニーズもデザイナーの在り方も大きく変化しているので、サヴィニャックのような広告デザインを作るのは少し難しいかもしれませんが、機能美とユーモアを兼ね備えたあのような作品を私もいつか作ってみたいと思います。

 

最後に

サヴィニャックを指導したアドルフ・ムーロン・カッサンドルというフランスのグラフィックデザイナーがいます。
カッサンドルは、「絵画はそれ自身で目的になるが、ポスターは売り手と公衆の単なるコミュニケーション手段にすぎない」と言っています。
彼は絵画とデザインを割り切っており、それゆえコンセプトが明快ですごくかっこいいのでぜひ調べてみてください。

今回はこれでおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。